Richard won's NINSHIN Quest

~顔に泥がついている育児日記~

1.これが妊娠といふもの

着床後一週間で気づいたことに・・・

結果的に妊娠を教えてくれた私のお腹の痛み。私は病気かと思って婦人科に駆け込みました。「産婦人科」じゃなくて「婦人科」ですね。だって妊娠だと思っていなかったんだもん。生理予定日に試してみた妊娠検査薬では、一切反応が出なかったのです。

 

婦人系の何か大きい病気だと困るから・・・と、痛みがあったあたりからお酒や鎮痛剤などを辞めていたのです。今思えば本当に体からの妊娠シグナルでした。

 

この痛み、ちゃんと名前があるんです。「着床痛」と呼ばれています。婦人科の先生も「着床すると痛く感じる人もいるから」と言っていたので、割とメジャーなものかと思っていたのですが・・・。

 

なんと、科学的根拠はなにもないそうな。

 

思うんだけど、これって絶対「着床痛の真っ只中にいる女性を医学的にきちんと調べたことがない」だけだと思う。あたしはそう思ってます。着床痛経験者で集まって語りたい。

 

婦人科の妊娠検査では、本当にうっすらとした反応しか出ませんでした。

おじいちゃん先生は私に向かって言いました。

 

「すごいね。これで本当に妊娠だったら、着床して1週間で分かったってことになる。」

 

以前内科で胸のレントゲンを撮ったとき
『いいね~。肺の形も心臓の形も素晴らしい。』
と褒められたことがありましたが、それ以上にいまいち自分がどう褒められたのかピンと来なかった一件でした。

 

もちろん妊娠自体がピンと来なかった段階でございます。

できちゃった?いや、狙ってたでしょ

妊娠したことをあれこれ言われてムカっとしたりしませんか?

 

私は自分で言うのもなんですが、けっこう姉御肌タイプ。友人たちから「誰々にこう言われたんだけど、私は本当はこうなのでそう言われたくない」なんていう相談をよく受けます。

 

他人に自分の考えと違うことを言われたら、普段でも嫌なもの。だけど、なぜか妊娠について言われると無性に腹が立つ。それは私も納得です。なんでだろう、それだけそのひとにとってとても大切で、他人に踏み込まれたくないことなんでしょう。

さて、では私の場合でございます。

 

パターン1、実母に妊娠を報告したとき。
(私はまだ結婚していないうちに妊娠しています。古い言い方で言うと「順番が違う」妊娠です。)

「あなたが結婚するなんてね!ましてや子供産むなんて思ってもみなかったわよ!!」

 

パターン2、昔からの友人たちに妊娠を報告したとき。

「りちゃなんて、ずっと仕事一本で生きていくって思ってた・・・!」

 

パターン3、妊娠時に勤めていた会社の同僚に妊娠を報告したとき。

「できちゃった!?いや、狙ってたでしょ!最近あの作家の出産本読んでたじゃない?興味沸いちゃったんでしょ?」

 

以上。

 

もうね、全然違うわけなんです。ヒトサマの感想って。どれだけそれらをかき集めたって、本当の私にはならない。気にしたってしょうがないんですね。私の場合は私の性格が災いしてかこのような冗談も出てくるわけなんですが。特に気にもならない。

 

でも、もし人の言葉が気になっても、それが本当の自分でなければ気にする必要はないですよね。むしろ普段の自分がどんなふうに思われているか知るいい機会。それを嫌味と取るか「ただの意見」と取るかは、やっぱりこちらの心境次第だと思います。

 

妊娠は育児のスタート。最初から負けちゃだめだ。

と、ちょっと辛い言葉に悩む方々の背中をさすってあげたい。

 

さて、次は「産みそうになかった」けどすごく出産を楽しみにしていた私が、「狙って妊娠した」らしいのに慌てて産院を決めるお話でございます。私の妊娠が信じられなかった実母は、現在夫と共に一番の育児協力者になってくれています。補足まで。

人気産婦人科をパスした理由

医師の評判がいい、食事が美味しい、とにかく有名、産婦人科選びにいろいろな基準はあるけれど、全部を気にしていたらいつまでたっても婦人科を決められず「お産難民」になるかも・・・!そんな不安もあり、私は引っ越し先の近くの産婦人科に駆け込みました。徒歩5分、通うにも突然の陣痛にも最高の距離です。

妊娠判明、とりあえず婚約、引っ越し、結婚式の準備、そんな中での産婦人科探し。だけどその産婦人科は「食事が美味しい」「とにかく有名」「個室が綺麗」「だけど費用はまあまあ」と三拍子プラス1を兼ね備えた産院。いいじゃん。もうここでいいじゃん。

産院についてはインターネットで調べていました。某有名企業の掲示板の口コミとかね。そこでもなかなかの評判のよさ。私はすっかり安心して初診を受けました。そして会計にて・・・。

「分娩予約されますか?」

ただ、なんとなくのひっかかりが私に嘘をつかせました。
「その予定なのですが、夫の仕事の事情で引っ越しするかもしれなくて。数日でわかりますので、そのあとでもいいですか?」
予約するのであれば急いで欲しいという言葉に、私はにこりと微笑んで会釈しました。

 

悪くない。だけどなんだかひっかかる。
そうなると「急いでほしい」もひっかかる。

私はこう検索してみたのです。

「(地名) A産院 訴訟」

そう、そこに訴訟という言葉を加えてみてしまった。
すると、今までひっかからなかったようなページががんがんヒットしました。それはその病院で起こっている訴訟についての記事や解説、関係者の言葉、産院の裏事情。某有名企業の掲示板にはおそらく書けないような(書いても管理者に削除されるような)情報でした。

もちろん、産院には訴訟がつきものだという考え方もあります。実際、その産院以外の訴訟も多く、産院の訴訟をまとめたリストなども発見しました。わたしも自分に言い聞かせようとしました。今は訴訟がない病院なんかない・・・なんて言葉で。

だけど、他の産院についても調べだすと「差」がわかるんですね。そりゃ、訴訟はあるかもしれない、だけど、それについてどんな対応をしているかによって書かれ方は全然違う。問題は訴訟において、その産院がどんな対応をしているか、院長がどんな言葉を使っているか。子を失ったその人に、その家族に。

問題は、訴訟のことがネット上で騒がれ続ける病院の現体制。

私はそうやって自分をごまかすくらいなら、もっと他の病院を探そうと決めました。同じ産院で同じことが自分に起きるわけじゃない。それでも、1つでも心配な要素を避けるのが、今の私が赤ちゃんにできることなんだから。

私は別の産院で長男を産みました。
いまでもこの決意は正しかったと思っています。いわば命全部を預ける場所、心置きなく信頼できる産院で産めてよかったなと。

さて、この頃にはもう始まっていた私のちょっと特殊なつわり。後日公開する次の記事でご紹介します。・・・正直、「ご紹介する」というようなお上品なものじゃないんですが。

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