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ライティングオフィス シーラカンストークス
記事サンプル1 美容分野
サイドに記事についての解説があります。
(読者向けではなく、クライアント様向けの解説です)
洗顔料で顔を洗わない美容法/大事な脂で「顔菌」を育てよう

朝も晩も「洗顔料」や「石けん」を使って顔を洗っていませんか?
「洗顔は朝と晩の2回」
昔から朝1回、夜1回の洗顔は「とっても普通のこと・美容の基本」のように言われ、思春期ごろから疑うことなく洗顔料で朝晩きっちり顔を洗い続けている方は、たくさんいると思います。
その方法、1週間やめてみませんか?
朝は「水」か「ぬるま湯」だけで洗うんです。
「洗顔料で顔を洗わないこと」なので、「泡なし洗顔」とでも呼びましょう。この洗顔方法で、あなたの肌の水分・皮脂バランスがぐぐっといい方向に調整される可能性があります。
さらに、あなたのお肌を陰ながら守る小さな存在がいきいきして、より「美肌」を目指すことができるかもしれません。なにより、水道代以外にかかるお金は0円。これがなによりおすすめできるポイントです。
そんなことしたら脂っぽい顔になっちゃわない?

朝起きたとき、たっぷりと皮脂が顔にのっている。これを洗い流す必要があるのでは?
当然の疑問です。しかし、しっかり洗って欲しいのは思春期から20代前半くらいまで。それ以降の皮脂は、がっつりと洗い流してしまう必要がないものなんです。
その皮脂こそ、どんなにお金を払っても手に入れることのできない、自分専門の成分を含んだ「天然のクリーム」だと考えましょう。最近敵視されている基礎化粧品の成分、「界面活性剤」も「保存料」も入っていないわけです。
「洗剤ナシなんて、汚くない?」と心配になるかもしれませんが、ぬるま湯や水で数回洗い流す程度で、表面についた汚れやほこりは洗い流すことができます。
ただし、シーツや枕カバーも定期的に洗うことを忘れないようにしてください。前日のお化粧が残っていないことも重要です。
顔が脂っぽいのは、もしかしたら「乾燥肌」なのかも

朝の顔は脂っぽいのに、普段は乾燥肌。これはどういうことなのでしょうか?
顔が脂っぽくなる理由はいくつかあります。食事の油分が多すぎたり、ホルモンバランスが崩れた場合などです。
もうひとつよくあるのが、「肌から皮脂を奪いすぎているかもしれない」ということ。乾燥肌なのに皮脂を石けん成分で洗ってしまうことで、水分も肌から蒸発しやすくなります。肌は「水分を沸き出して保湿する」なんて器用なことはできません。出せるのは皮脂。水分不足を皮脂で補おうとして、肌が脂っぽくなっている可能性があるのです。
そう、肌は自衛のために皮脂を分泌させていたんですね。そのことを知らずに洗いすぎてしまえば、乾燥肌への負のスパイラルは永遠に続くことになってしまいます。
実際、「朝の泡なし洗顔を始めたら、朝のべたつきが治まった」という方もたくさんいいます。肌ががんばる必要はなくなり、落ち着いたということです。
脂は「顔菌たち」のエサになる

人間の顔には常にたくさんの菌がいます。常在菌と呼ばれ、肌を守るための重要な役割を果たしているのです。
なかには増えすぎると危険な「アクネ菌」のようなものもいますが、彼らは適度な量であれば皮膚を弱酸性に保ち、雑菌から守ってくれるもの。アクネ菌を攻撃して減らしてしまう基礎化粧品もありますが、刺激が強かったり、他の菌も殺してしまうことの副作用もあるわけです。
皮脂はこの「顔菌たち」(わかりやすくこう言います)のエサになるもの。「脂の奪いすぎ厳禁」な理由であることも納得いただけるのではないでしょうか。

大人のニキビは皮脂を取っても意味がない
アクネ菌を殺すな、と言っているわけではないのですが、アクネ菌を殺すタイプの基礎化粧品は「大人には」おすすめできません。
なぜなら、いい大人(だいたい25歳以降)になってからのニキビはアクネ菌が主な原因ではなく、ホルモンバランスの崩れが大きな原因であることが多いからです。「肌の水分保水量の変化 → 角質が硬くなってしまうこと」がニキビを呼んでしまうので、いくらアクネ菌を取り除くケア、皮脂を取り除くケアをしても意味がありません。
誰にも必ず合う美容法はありません。あなたにこの方法が合わない場合もあります。
ですから、まずは一週間。朝起きたら水かぬるま湯で丁寧に表面を洗い流すだけの「泡なし洗顔」、試してみてください。夜はメイクも落とさなければなりませんので、メイク落としと洗顔料で丁寧に洗顔しましょう。
分泌される皮脂をじっくり観察することで、ご自身の肌が「本当に乾燥肌か」どうかを見極めることもできると思います。秋から冬にかけての乾燥が強い季節には、とくにおすすめしたい肌ケア。あなたの「顔菌」を育てて、お肌を守ってもらいましょう。
知識と水とタオル以外は何の準備もいりません、明日の朝から、ぜひどうぞ。
だから、まず一週間「泡なし洗顔」を

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興味がないものをさっと読む場合には、「スマホ対応」の800~1000文字程度にすべきかと思います。
この800文字に、興味を持っていただき、次の記事に進ませる吸引力が必要となります。
この記事は、前半後半2分割することもできます。
・肌質に関する第一記事
・肌ケアに関する第二記事
となります。
