記事サンプル2 食品分野

サイドに記事についての解説があります。

(読者向けではなく、クライアント様向けの解説です)

まともな缶コーヒーの見つけ方 成分を見て買う前に味を知る

私、Richard won はコーヒー中毒です。

 

胃が弱いため、カフェインレスコーヒーを愛飲しています。ですから「カフェイン中毒」ではないと思うのですが、それにしても愛おしいコーヒーという飲み物。ポリフェノール中毒かもしれないと踏んでいますが、どうでしょう・・・。

 

缶コーヒーは滅多に飲みませんが、それでも「どうしようもなくコーヒーに恋い焦がれ」たとき、近くにカフェがなければ、購入することもあります。

 

運よくコンビニエンスストアが近くにあり、缶を手に取って表示を見ることができるなら、そのコーヒーの味や甘味はだいたいわかります。普段それほど買わないのに、です。たとえば同じ「微糖」でもどちらがどんな甘さなのか、などがわかります。

 

なぜなら、「原材料表示」がヒントを与えてくれるからです。中には「コーヒーなのに、どうしてこれが入っているのですか」と質問したくなるものもあります。味以前の問題で、健康に対してどうなのか?と。

 

さて、コーヒー好きのみなさん。

 

缶コーヒーは缶コーヒーだからと、ある程度味のよさを諦めるのもひとつの手です。ですが、せっかくですから「少しでもちゃんとしたコーヒーに近い、少しでもまともな缶コーヒー」を探す方法を知っておきませんか?

 

もちろん、飲めればなんでもいい、なんていう私の友人のような生き方もあります。

人は人、あなたはあなたです。わたしも、わたしです。

ブラックコーヒーでも原材料に違いがある

ここに2つの缶コーヒーがあります。両方ともブラックで、砂糖とミルクが入っていません。ですが、「原材料」を見ると次のような違いがあります。

 

A 原材料 コーヒー

B 原材料 コーヒー、香料、乳化剤

 

Bのコーヒーは「アロマが香る」ことを売りにしているコーヒーですが、他から香料をつっこんでいるのですから、当然です。とてもとても悪く言えば、

 

『香料で香りをごまかしているのだから、コーヒー豆がよいものでなくてもごまかせる』

 

とも読めます。いじわるですね。ですが、実際そのような工夫で原材料費を抑えることは、まったくもって珍しいことではありません。

 

そして「乳化剤」は、化粧品や洗剤でいうところの「界面活性剤」です。界面活性剤とは、水とも油ともなじみやすい物質のこと。水と油は本来溶け合うことができませんが、界面活性剤が加えられると、なじんで混ざり合うようになります。

 

コーヒーには微量の油が含まれているのですが、その油が浮いてしまわないよう、乳化剤を配合することによって液体内に溶かし込ませているのです。どうして油が浮いてはいけないのかといえば、理由は「見栄えが悪いから」。油が浮いていたって、飲むのにはほとんど支障がないはず。だって、コーヒーの油は本当に本当に微量なんですよ。

 

つまり、Aに比べてBは「味での真っ向勝負を辞退しているコーヒー」なわけです。さて、あなたはどちらを買いますか?香りと見栄えと味、なにを優先しますか?

 

ちなみに。

 

乳化剤はあまりにもよく使われている食品添加物なのですが、種類によっては体に悪い影響を与えるため、国の認可が下りず使用することができないものもあります。アレルゲンを体に吸収させやすくしてしまうリスクがあるとも言われ、アレルギー体質の方にはおすすめしていません。少なくとも、「まだよくわからない働きがあるかもしれない」成分を、私は積極的に摂取しようとは思いません。

 

ラテとオーレは注意が必要、実は合成甘味料だらけ

今度は糖分とミルクの入ったコーヒーです。ラテとか、オーレとかいう名前がついているものが多いですね。でも、分類としては「加糖コーヒー」であり、同じです。ブラックと同じように、原材料を比較してみましょう。

 

A 砂糖、コーヒー、牛乳、全粉乳、乳化剤、カゼインNa

B 牛乳、コーヒー、全粉乳、砂糖、デキストリン、乳化剤、カゼインNa、香料、

   甘味料(アセスルファムK、ステビア)、セルロース

 

成分は「多いものから順に」表示されます。(なお、水はどれだけ使っていても表示する義務がありません。見りゃわかるだろう、ということです。)

つまり、Aは「コーヒーより砂糖の方が多い」ということになります。えー、甘すぎない?と思われるかもしれません。同じく表示にある「糖類」の量を比較してもAは6.4g、Bは1.5~2.3gですから。

 

でも、待ってください。ちょっとした罠があります。

 

Bには、砂糖以外に「アセスルファムK」と「ステビア」という人工甘味料が含まれています。アセスルファムKもステビアも、砂糖の約200倍の甘さを持つものです。ですから、単純に糖類の多さ・重さで甘さを比較することができません。

 

しかしこの「人工甘味料」というもの、けっこうくせものなんです。

 

ご存じの方も多いと思いますが、砂糖の優しい甘さとはかなり異なります。舌に刺激を感じる方もいるかもしれません。また、アセスルファムKは肝臓障害や免疫力低下のリスクが指摘されています。ステビアは現在のところ安全だと言われていますが、ちょっと前まで危険性を指摘されていましたし、現在もどの程度の量が人体に悪影響を及ぼすかのボーダーがわかっていないなど、まだまだ議論の余地がある甘味料なのです。

 

アセスルファムK、ステビアの第一の売りは、カロリーが低いことです。ダイエット中だからカロリーが低いほうでいいやと考えるかもしれませんが、低カロリー甘味料で痩せることはできません。脳は普通の糖として捉えるので、体の中で行われる処理は砂糖の時と同じであり、「ダイエットの観点では、低カロリー甘味料によりカロリーをカットしても意味がない」というのが現在の通説です。

 

以上を踏まえ、どちらを購入するべきかを考えてみてください。糖分6gというのは、角砂糖2つ分です。二つのコーヒーのカロリーの差は、100gあたり7kcalです。

 

ものによっては牛乳も使わずして(全粉乳で)「ラテ」と名乗っているものもあります。注意してみてみてください。

配合成分がシンプルな缶コーヒーを選ぼう 

あれこれと成分名を覚えるのは、ちょっと面倒ですし難しいかもしれません。それでも、缶コーヒーを選ぶポイントはわかっていただけたと思います。「本当のコーヒーに近い原材料のものを選ぶ」ということです。

 

つまり、コーヒー、牛乳、砂糖の3つからできるだけ離れなければいいということ。

 

それだけで、初めてみる缶コーヒーでも、体にとって安全で飲みやすい、ちょっとまともな缶コーヒーを飲むことができます。そして、このポイントはコーヒーだけでなく、ジュースや他のすべての食べ物にも言えることだということも、ぜひ覚えておいてください。

 

【主語について】

 

「私」という一人称を使った記事です。語り手の人物像を想像させる文章になります。

 

また、書き手のキャラクター設定により、情報の信憑性を増すこともできます。

 

これに対してサンプル1は、「私」を一切使用しない記事です。

 

【記事形式について】

 

「リード+見出しつき段落」

という、現在もっとも使われている記事形式です。

 

 

【見出しについて】

 

見出しは「段落の要約」です。

「なんとかとは・・・」という「結局読まなければ答えがわからない」というような見出しにはしません。

 

なぜなら、見出ししか読まない人がいるからです。

 

見出しだけを読んで興味が引かれれば、内容も読む。そういった行動のために、見出しははっきりと答えがわかるものにします。

 

 

【三点リーダーについて】

書籍では三点リーダーを2回用いるのが正式ですが、webでは読む側のフォント設定によって見やすく表示されなくなる可能性があるため、「・・・」を使用することが多くなっています。

 

 

【文字数について】

 

この記事は2600文字相当です。webにしては長めですが、ここでは「1記事で解決まで導く」ことを優先し、長めにしました。

 

この記事は、前半後半2分割することもできます。

・ブラックコーヒーに関する第一記事

・加糖コーヒーに関する第二記事

となります。

 

 

後日談を少々。

 

実際、この2つのコーヒーを夫と飲み比べてみました。

 

BはAに比べると、とんでもなく甘く、コーヒーという感じがなくなってしまっています。

 

ラテというくらいですから、ミルクメインのものがいい、という方がBを選ぶのだと思いますが・・・

 

せっかく牛乳をいっぱい入れているのに、あまさのせいでミルク感もなにもないぞ、という感じでした。